株式会社JMC
生物一覧

No.24 パラポネラ

Paraponera clavata

試料外寸 - X:34mm Y:20mm Z:9mm
測定装置 - phoenix nanotom m
電圧 - 110kV
電流 - 150μA
ボクセルサイズ - 15.7μm
3Dデータの操作方法
3DデータはWeb用に
ポリゴン数を削減しています。

株式会社バンダイ 様
カプセルトイ「いきもの大図鑑」シリーズ
パラポネラ スキャンデータ


ニカラグアやパラグアイにある湿潤な低地多雨林に生息しており、日本に生息しているアリよりも大きなアリです。毒針を持っており、刺された痛みが24時間続くことから、『24時間のアリ』や、痛みの強さから『弾丸アリ』とも呼ばれています。

本試料は、株式会社バンダイ様のご依頼で、CTスキャンを実施しました。本3Dデータはカプセルトイ「いきもの大図鑑」シリーズの新作「パラポネラ」で使用されています。
株式会社バンダイ様 「いきもの大図鑑」: https://gashapon.jp/dangomushi/special/ant02/

CT撮影をしたところ、毒針は体のコントラストとほとんど同じで、大顎にある棘部分のコントラストの方が明るいことから、この箇所が一番硬いと考えられます。
頭部にある大顎を動かすのに使う筋肉が大きいことから、毒針だけでなく、顎で噛まれた場合もかなりの痛みがあると考えられます。