ニカラグアやパラグアイにある湿潤な低地多雨林に生息しており、日本に生息しているアリよりも大きなアリです。毒針を持っており、刺された痛みが24時間続くことから、『24時間のアリ』や、痛みの強さから『弾丸アリ』とも呼ばれています。
本試料は、株式会社バンダイ様のご依頼で、CTスキャンを実施しました。本3Dデータはカプセルトイ「いきもの大図鑑」シリーズの新作「パラポネラ」で使用されています。
株式会社バンダイ様 「いきもの大図鑑」:
https://gashapon.jp/dangomushi/special/ant02/
CT撮影をしたところ、毒針は体のコントラストとほとんど同じで、大顎にある棘部分のコントラストの方が明るいことから、この箇所が一番硬いと考えられます。
頭部にある大顎を動かすのに使う筋肉が大きいことから、毒針だけでなく、顎で噛まれた場合もかなりの痛みがあると考えられます。