株式会社JMC
生物一覧

No.40 ホウボウ

Sea robin

試料外寸 - X:359mm Y:222mm Z:61mm
測定装置 - phoenix v|tome|x c450
電圧 - 350kV
電流 - 1000µA
ボクセルサイズ - 139.5µm
株式会社NHKエンタープライズ 様
3Dデータの操作方法
3DデータはWeb用に
ポリゴン数を削減しています。

スズキ目ホウボウ科に属する海水魚で、北海道から九州の砂泥底に生息しています。うぐいす色の胸びれを開くことで敵の目をあざむいたり、驚かす効果があると言われています。
胸びれの軟条(ひれの柔らかいすじ)が足のような役割をしており、歩いたり、砂の中の獲物を見つけています。

本試料は、株式会社NHKエンタープライズ 様のご依頼で、NHK Eテレ「ギョギョッとサカナ★スター」の企画としてCTスキャンを実施しました。
「ギョギョッとサカナ★スター」番組HP: https://www.nhk.jp/p/ts/P58QMGP4K1/

CTスキャンをしたところ、頭部や背中が骨質板(硬い板状の骨)でおおわれており、サメなどの天敵から身を守っているようです。
ホウボウは危険を感じると、敵を驚かせるために、浮袋と周りの筋肉を使用して音を出します。その音が名前の由来と言われています。