メスのカブトムシは、オスにみられる特徴的な角がありません。しかし角を差し引けばオスと同等の体格を持ち、寿命もメスの方が長いと言われています。
No.5-2の図鑑データでも分かるように、蛹になる頃に角が現れ性別が判別できるようになりますが、近年の研究では、蛹になる直前に角を形成させる遺伝子が強く働くという研究結果が発表されました。
また10〜20万匹に1匹の確率で、オスとメスが混ざった個体「雌雄型」が生まれることがあります。この特徴は、カブトムシだけではなく他の昆虫にも稀に現れる個体がいることがわかっています。