株式会社JMC
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No.34 ニホンウナギ

Japanese Eel

試料外寸 - X:640mm Y:43mm Z:33mm(黄ウナギ)
     X:449mm Y:42mm Z:36mm(銀ウナギ)
測定装置 - phoenix v|tome|x c450
電圧 - 100kV
電流 - 1000µA
ボクセルサイズ - 86.3μm
試料提供 - 株式会社NHKエンタープライズ 様
3Dデータの操作方法
3DデータはWeb用に
ポリゴン数を削減しています。
ニホンウナギ(黄)の3Dデータを操作する ニホンウナギ(銀)の3Dデータを操作する

ウナギ目ウナギ科に属しており、川や湖、浅瀬の暖かい水温の場所に生息しており、岩の隙間などの狭い場所を好んでいます。

川や湖で生活している際は体が黄ばんで見えることから黄ウナギと呼ばれ、成長して産卵のために海に移動する際は、体の色が黒っぽくなり銀色にも見えることから銀ウナギと呼ばれています。

本試料は、株式会社NHKエンタープライズ 様のご依頼で、NHK Eテレ「ギョギョッとサカナ★スター」の企画としてCTスキャンを実施しました。
「ギョギョッとサカナ★スター」番組HP: https://www.nhk.jp/p/ts/P58QMGP4K1/

CT撮影をしたところ、黄ウナギには歯があるが、銀ウナギにはありませんでした。産卵するために日本から3000kmほど離れたマリアナ諸島の海域まで泳ぐ際に何も食べないため、歯が無くなったと考えられています。