No.42-2　ミンミンゼミ成虫

ミンミンゼミは特徴的な「ミーンミンミン」という鳴き声で知られています。成虫は、褐色と緑色の体色を持ち、透明な翅を広げています。主に森林や都市部の公園に生息し、樹木に止まりながら鳴きます。
株式会社バンダイ様 「いきもの大図鑑」：https://gashapon.jp/dangomushi/special/adv_robust_cicada/

鳴くミンミンゼミはオスで、腹部には腹弁があり、鳴く際に重要な役割を果たします。オスの体内の断面を観察すると、背中側には翅を動かすための筋繊維の構造が確認でき、腹部は空洞の共鳴室が確認できます。腹弁の内側にある発音筋を振動させることで、ミンミンゼミは音を発生させます。