株式会社JMC
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No.17 オンブバッタ

Smaller longheaded locust
 
試料外寸 - X:41.3mm Y:11.0mm Z:18.5mm
装置名 - phoenix nanotom m
電圧 - 70kV
電流 - 250μA
ボクセルサイズ - 20μm
3Dデータの操作方法
3DデータはWeb用に
ポリゴン数を削減しています。
バッタの透過3Dデータを操作する バッタの外観の3Dデータを操作する

夏から秋にかけて日本のほとんどの地域で見ることのできるメジャーなバッタで、交尾以外でもメスの上にオスが乗っていることからオンブバッタと名付けられました。成体はオスで25~30mm、メス35~45mm前後で、バッタとしては小型の部類に入ります。草食性で多くの種類の植物を採食しますが、ときに野菜などの作物に食害をもたらし、害虫として忌避されまることもあります。出したフンを後脚で蹴り飛ばすユニークな習性があり、動画がYouTubeなどで視聴できますので、興味のある方はぜひ視聴してみてください。

体長約28mmのオスの個体を、ナノフォーカスCT/ボクセルサイズ20μmでスキャンしており、顎や口器から伸びる特長的な間接肢の形状を捉えています。また、体を透過設定とした3Dモデルでは、体内のCT値の低い(空気に近い)領域を可視化しており、主に体の側面から伸びる気管を観察することができます。