卵から孵化した1歳幼虫は腐葉土を食べて脱皮を繰り返し、10倍以上の大きさで終齢幼虫となり、冬を越します。カブトムシの寿命は1年ほどで、約9〜10ヶ月は幼虫期間です。
カブトムシの産まれたての卵は白色で柔らかく、数日経つと茶色くなり硬く大きく成長します。
また、カブトムシの幼虫には「カブトムディフェンシン」という抗菌性タンパク質を持っていることが発見されており、医療分野への応用の研究も行われています。
全体的にコントラストの差は小さいが、肛門の周辺に特にCT値の高い物質がみられます。これはイモリやセミといった他の生物とも同じ傾向で、排泄物であることが予想されます。また体の側面にある9対の気門と呼ばれる呼吸器官からは、枝分かれする管が伸びている様が観察できます。